【文系・IT未経験者必見!】「落とす理由がない志望動機」の書き方① -説明編-

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「志望動機」は、選考プロセスで聞かれる質問の中で一番大切な項目です。
ですが、文系・IT未経験の方ほど、仕事内容や現場の様子がわからず、志望動機に何を書けばいいのかわからないですよね。

そんな方のために、今回は、文系で外資系IT企業にエンジニアとして新卒で入社し、中途採用や、多くの転職者のエントリーシートの添削で内定を勝ち取ってきた筆者が、「落とす理由がない志望動機の書き方」を数回にわけてご紹介したいと思います。

今回は、その第一回目となる「説明編」、つまり、「落とす理由がない志望動機」とはどういうものなのかを説明させていただきます。少し長くなりますが、とても大切なことなので、読んでいただければ嬉しいです。

「志望動機」を書くのに手が止まってしまっている方は、ぜひ今回の記事を参考に、準備を進めてみてください!

目次

「落とす理由がない志望動機」とは?

さて、今回のテーマである「落とす理由がない志望動機」ですが、具体的に作成していく前に、そもそもどんな志望動機が落とす理由がない志望動機なのかということをここでしっかり説明させていただきます。

結論からいうと、『「その会社ならではよさ (その会社の売り)に魅力を感じている」という主張と、「その会社のメリットになる理由」が完結にまとめられている文章」こそが「落とす理由がない志望動機」です。

「その会社ならではのよさ」とは

実は、よくある志望動機で、落とされてしまう傾向にある志望動機には特徴があります

それは、志望理由に「その会社ならではのよさ」をあげるのではなく、「自分にとってのよさ」を魅力として説明してしまっている文章です

具体的をあげるため、たとえば、幅広い技術分野の開発を行っているIT企業があるとしましょう。

このIT企業について、以下の A さんの志望動機と、B さんの志望動機とではどちらが魅力的だと思いますか?

A さんの志望動機

私が御社を志望する一つ目の理由は、御社は、幅広い技術分野の開発を行っているからです。
私はITに関して未経験ですので、現時点では、自分がどの技術分野で活躍できるのかがわかっていません。そのため、働く過程で自分が好きな技術や、得意な技術を身に着けたいと考えており、御社のように、幅広い技術を扱っている企業に魅力を感じています。

・(以下省略)

B さんの志望動機

私が御社を志望する一つ目の理由は、御社は、幅広い技術分野の開発を行っているからです。
なぜ幅広さに魅力を感じているかというと、幅広い分野の開発に挑戦している分、それだけ新しい価値を創出する可能性があると考えているからです。
また、御社はITの力で多くの人の生活を豊かにすることをミッションとして掲げており、このミッションに私も強く共感しています。私自身、仕事を通して、ITの力で多くの方の生活を豊かにしたいと考えているため、幅広い分野に貢献できる可能性のある御社に大変魅力を感じています。

・(以下省略)

一見どちらも問題なさそうに見えますが、A さんの志望動機は、「その会社ならではのよさ」というよりも、「自分にとってのよさ」を主張している印象を受けると思います

これを読んだ採用担当者は、「あれ、うちの会社にとってのメリットは。。?」と感じてしまうかもしれませんよね。

一方B さんの志望動機は、「その会社ならではのよさ」を伝えつつ、「会社のミッションを達成するために頑張りたい!」という、その会社のメリットになる理由を伝えていますよね。

こう書かれたら、採用担当は落とす理由がなくなるのです。なぜなら、B さんは「会社の目標に向かって頑張ってくれる人」だからです。

つまり、「落とす理由がない志望動機」とは、『その会社ならではよさ』と、『その会社のメリットになる理由』が矛盾なくまとめられている文章を指すのです。

「落とす理由がない志望動機」を作成するために必要なこととは?

さて、長くなりましたが、上では「落とす理由がない志望動機」とはどういうものなのかを説明させていただきました。

そうすると次に、「落とす理由がない志望動機をどうすればつくることができるのか」ということが気になりますよね。

「落とす理由がない志望動機」をつくるには色々な準備が必要になりますが、まず必要になるのが、その会社を知ること、つまり、「企業分析」です。

企業分析については長くなるので、いかに別の記事としてまとめさせていただきました。
興味のある方は、ぜひ続けて読んでいただき、「落とす理由がない志望動機」の作成を続けていただけたら幸いです。

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