筆者は、運よく「世界の時価総額ランキングトップ常連のアメリカIT企業」の日本法人に、エンジニアとして勤めることができました。
そんな世界トップレベルのエンジニアが集まる環境はとても刺激的でしたが、中でも特に優秀なエンジニアの方には、共通して「ある特徴」があることに気づきました。
今日は、そんな世界トップのIT企業で働く中で感じた、『優秀なエンジニアの特徴』を3つご紹介したいと思います。
優秀なエンジニアの特徴 1 : 知らないことは、恐れずに聞く
一つ目の特徴は、『知らないことは恐れずに聞く』です。
これは意外だったかもしれませんが、実は世界トップレベルの優秀なエンジニアの方でも、「知らないこと」がたくさんあります。これはいってみれば当たり前で、「自分が触れたことのない技術や知識」は知らなくて当然ですよね。
でも優秀なエンジニアの方々がすごいのは、知らないことを恥ずかしがるより前に、それをその場で学ぼうとすることです。
「知らないことはこの場で知ってしまおう。」という姿勢を持っているのです。
こういった姿勢により、他の人よりも早いスピードで知らないことが減っていき、いつの間にか追いつけないくらいに成長していくのです。
優秀なエンジニアの特徴 2 : 同じことを2度質問しない
二つ目の特徴は、『同じことを2度質問しない』ということです。
一つ目の特徴で、優秀な方は知らないことを恐れずに人に聞くとお伝えしました。
ただこの点でも人と違うのは、「人から教えてもらったことはしっかり自分の知識として蓄え、質問を繰り返さない」ところです。
仕事をする上で、わからないことを同僚や上司に聞いて解決することはとても大切です。でも、同じことを何度も聞くのは、人の時間も2倍うばってしまうのでできれば避けたいですよね。
そのため優秀な方は、質問して得た知識はしっかり自分のメモに蓄えておき、2度は繰り返しません。質問するときも、相手の時間を尊重している証拠ですよね。
このように、優秀なエンジニアは新しいことを学ぶたびにしっかりと蓄積していくので、知識量がどんどん増えていきます。
優秀なエンジニアの特徴 3 : 新しい機能はとにかく試してみる
最後に紹介する特徴は、『新しい機能はとにかく試してみる』です。
優秀なエンジニアの方々は、新しい知識や機能に直面したときにネガティブになりません。それよりも、むしろ「自分が一番にためしてやる！」くらいの気持ちを持っています。
みなさんもご存じかと思いますが、ITの世界は流行りの変化やアップデートが多く、常に勉強することが求められます。
こうした世界の中でも常にトップであり続ける人は、こうした「好奇心・学ぶことへの貪欲さ」を持っています。
学ぶことはつい後回しにしてしまいたくなりますが、「まずは試してみよう！」くらいの気持ちでいいので、積極的に触れることを目指していきたいですね。
さいごに
今回は、世界トップのIT企業で働く優秀なエンジニアの特徴を3つご紹介しました。
今はこういった存在からほど遠くても、マネできることから自分に取り入れることで、いつしか大きく成長することができます。成長にむけて、一緒に頑張っていきましょう。
