【外資の雰囲気とは?】外資系IT企業エンジニアが思う、外資系に向いている人の特徴

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筆者は、アメリカのIT企業の日本法人に新卒でエンジニアとして勤めていました。

働いてみて思ったのは、「外資系最高!」ということです。

日本企業とは違う魅力がたくさんあり、個人的には外資系IT企業の雰囲気が気に入っています。一方、「こんな人には向かないかも、、」という特徴もありますので、今回は、「外資系IT企業の魅力や、こんな人は向いてないかも、、」という特徴をご紹介したいと思います。

外資系企業に興味はあるけどなかなか周りにいないという方は、ぜひこのページで外資系企業の雰囲気を体験してみてください!

目次

ずばり、外資系の魅力とは?

魅力その 1 : 高い給与レベル

外資系の魅力の一つ目は、なんといっても『給料の高さ』です。
外資系企業の平均給与は約800万円ほどと言われており、日本企業の平均の約2倍と言われています。

実際に筆者も新卒1年目で600万円以上もらっていましたし、3、4年目になると、4桁万円を平気で超える人が同期でもたくさんいました。

給与が日本企業の2倍あるということは、日本企業で2年間働いて稼ぐ額を1年で稼ぐということになります。なので、個人的にはなんだか時間を短縮して生きている感覚があり、得している気分を味わうことができました。

もちろんその分税金も多くひかれますが、それでも若い人には十分すぎるくらい手元に残ります。それくらいの額を年齢や入社歴にかかわらず得ることができ、金銭的な余裕を感じることのできる点は、間違いなく外資系企業の魅力の一つだと思います。

魅力その 2 : 年齢や入社歴にかかわらず評価してもらえる

外資系の魅力の二つ目は、『年齢や入社歴にかかわらず評価してもらえる』ことです。

よく、外資は実力主義 のような言葉を耳にしませんか?個人的に、あの言葉は本当だと思っています。
年齢・入社歴にかかわらず、仕事ができる人は評価されどんどん昇格し、給与もあがっていきますただ逆に言えば、入社歴が長くてもパフォーマンスがよくなければ昇格することはないので、これは人によってはデメリットと感じるかもしれません。

しかし、年齢や歴に関係なく評価してもらえるというのは年功序列の日本企業では考えられないことなので、紛れもなく外資系企業の魅力の一つだと思います。

魅力その 3 : 上司との関係性がいい意味でゆるい

これはもしかすると企業文化によるかもしれませんが、私がいた仕事環境は、『上司と部下の関係性がいい意味でゆるい』と感じました。
もちろん上司に敬意をはらわないという意味ではなく、「同じ仕事仲間」というイメージが近いかもしれません。呼び方も「○○さん」という風に、役職名ではなくさん付けで読んでいました。

実は、アメリカの企業は「フラット組織」といって、組織構造が浅い特徴があります
日本企業での主流は「ピラミッド組織」ですが、ピラミッド組織の場合は階層が深いため、上司・部下の立場がはっきりする傾向があると思います。

ピラミッド組織はマネジメントがしやすいという特徴もあるので、どちらの組織体制にもいいところがありますが、フラット組織の場合はこうして上司と部下との仕事上の距離が近いことで、あまりかっちりした関係性にならない傾向があるのかもしれません。

こんな人は外資系に向いていないかも。。?

これまで外資系の魅力を紹介してきましたが、いくつかの特徴は人によっては好まない可能性もあるので、その特徴をご紹介したいと思います。

一つの企業で安定して長く働き続けたい方

外資系企業は実力主義である分、人の入れ替わりもはげしいです。

パフォーマンスをだせなければ最悪の場合「解雇」という可能性もあり得るため、日本企業と比較すると安定しているとは言えません。また、独立する人や、転職してキャリアアップも狙う方も多いため、一緒に働く人も比較的頻繁に変わります。

そのため、「一つの企業で安定して長く働き続けたい方」にとっては、外資企業の環境は少しプレッシャーの高い職場と感じてしまうかもしれません。

必ず昇格するキャリアが欲しい方

先ほど、実力で評価されることを外資の魅力として紹介しましたが、これは裏を返すと『待っていても昇格しない』ということです。ですので、いくら長年その会社に貢献してきたからといって昇格ができるわけではなく、そういった理由で昇格できる例は少ないと思います。

やはり「仮定よりも結果」で評価されることが多いので、昇格したい場合にはそれなりの結果を出す必要があります。
ずっと入社したときの業種のままの方もいるので、もし「年功序列で評価される方が雰囲気的に向いているな」と感じる方にとっては、あまり居心地のよい環境でないかもしれません。

さいごに

今回は、外資系IT企業で働いた筆者の経験をもとに外資系企業の魅力を紹介してきました。

色々書いてきましたが、個人的には若いうちから大きく成長できる可能性を持ち、平等に評価される素晴らしい環境だと感じましたので、興味を持っていただけた方は、ぜひインターンシップや説明会などに参加してみることをおすすめします。

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