文系学生でも外資IT企業でエンジニアになれた
私はめちゃくちゃ普通の文系学生でしたが、超大手の外資系IT企業で新卒でエンジニアになりました。
どれくらい大手かというと、
もう何年も世界時価総額ランキングのトップにいるアメリカの企業です。
なので個人的には、「我ながら身の丈にあわないくらい大企業だなあ」と思ってます。
ただ!!!
今日はみなさんにそんな自慢話をしにきたわけではありません。
きっと文系だったり、未経験だけどITに興味があるみなさんに
文系出身の私でも世界トップレベルの企業で新卒でエンジニアになれたので、だれにでもエンジニアになれる
ということを知ってほしいんです。
なんでこんなことを伝えたいのかというと、ざっくり以下の2つの理由があります。
- 世間のITに対するイメージに違和感があるから
- ITはお金と自由を手に入れる最高のキャリア手段だと思うから
ITって、みなさんが思ってるよりも難しくないんです。
そして、ITはお金と時間、つまり “自由” を手に入れる最高のキャリア手段なんですよ。
どういうことかひとつずつ説明していきますね。
エンジニアやITって、なんか現実よりも難しいイメージついてない……?
たとえばだれかと雑談している中で自分の職業をいうと、
「すご!カッコイイ!」とか、
「へーなんかむずかしそう……!」
という風に言われるんですけど、個人的にこのイメージにずっと違和感がありました。
なんかITとかエンジニアって、現実よりもかっこいいだとか、難しいイメージがついている気がするんです。
いやわかります!
早速さっき言ったことと矛盾しますが、
ITに関わる全体の知識でいうと難しいですし、コードを書いたりするのってなんかカッコイイですよね。
でも難しさでいうと、
ITってこのひとつの分野が広すぎるが故に、実はひとりあたりに求められる知識量はそこまで多くないんです。
そしてカッコよさでいうと、
実際の仕事はコードを一行ずつ書いてエラーがでたら調べながら解消したり、顧客の要望に沿った設計を考えたり、、、といった作業なので、
よくイメージされる
「カタカタカタッ!Enter!」
って感じじゃないんですよ。
なのでむしろめっちゃ地味です。(怒られろ)
もちろんエンジニアも役割によっては数学的知識が必要になることもあるんですけど、
たとえばプログラマーとかSE(システムエンジニア)みたいに広く募集されているエンジニアだと数学的な知識が必要とされることはほとんどありません。
絶対に理系・文系問わずなることのできる職種ですし、実際に私の周りでも、文系出身や未経験の方もエンジニアとして大活躍しています。
ですので、もしみなさんがITやエンジニアに対して “理系の仕事” というイメージを持っていたら、
「エンジニアは理系だけに拓かれたキャリアじゃないんだ」
という認識だけでも持っていただけたら嬉しいです。
お金と時間 = “自由” が欲しければITに強くなれ
みなさんは、会社に縛られる生き方っていやじゃないですか?
わたしはめちゃくちゃいやでした。
なので学生のころは、
「いつか起業して自由に生きるんだ!」
という野心を持っていました。今思うとはずかしいですけどね(笑)
ただそんな同じような思いを持つ方がいれば、ぜひITに強くなることをおすすめします。
なぜかというと、
ITの知識を身に着ければ会社に依存しない働き方ができるからです。
どういうことかというと、
たとえばみなさんがなにかのサービスをつくりたいと思ったとしましょう。
そのときにサービスのコンセプトは思い浮かんでも、
それを形にするための方法や、ユーザーを集める方法ってわからなくないですか?
それでも形にしたければ、
業務請負会社に大金を払って作ってもらってたり、ITコンサルにお金を払って集客を手伝ってもらうことはできます。
でも自分がITの知識を持っていれば、
思い浮かべたサービスを自分の手で作ることができて、
さらにwebマーケティングを学べばユーザーを集めることも可能なんですよ。
つまり、会社に頼らずとも自分でお客さんを見つけて、自分で作り出したものに対する報酬を直接得ることができるということです。
最強ですよね。
ITを身に着けるというのは、まさに生き方の手段を増やすようなもの。
そんな最強な手段を「理系の仕事だから」、「難しそうだから」という間違ったイメージで捨ててしまってはもったいないですよね。
ですのでぜひ、みなさんにはこれまで持っていたITに対するイメージは捨てて、未来の可能性を広げるITに興味を持っていただけたら嬉しいです。
まずはできることからはじめてみよう
では未経験からITを身に着けるのはどうしたらいいのかというと、
まずは今の自分にできることからやっていくことです。
たとえば図書館にいってIT関連の本を読んでみたり、
キャリアセンターに行って参考になる資料がないかきいてみるのも気軽かもしれませんね。
あとは、プログラミングスクールの無料の説明会に参加してみたり、オンラインの学習サービスを利用してみたりすることで
・プログラミングとはなんぞや
・身に着けるとどんないいことがありそうか
・ほかにどんな知識が必要そうか
ということを考えられるようになるものいいと思います。
ただ一番大切なのは、自分にあったレベルで、自分が続けられる方法で学習し続けることです。
今回の内容でもしITに興味を持っていただけたら、ぜひまずはできることを探してみて、未来の自由のために頑張ってみてください!
- 筆者は文系学生から大手外資IT企業で新卒エンジニアになった
- ITは世間が思っているよりも難しくない
- ITはお金と時間 = “自由” を手にするためのキャリア手段
- まずはできることからはじめてみよう!